検索順位アップのためのコピペチェックツール活用法

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【購読時間 5分】

コピペはGoogleの検索エンジンのペナルティの対象です。

ブログをやっている人は一度聞いたことがあることだと思います。

ですが、「どういった文章がコピペとみなされペナルティを受けてしまうのか」について知らない人は少なくありません。

結論としては、記事を投稿する前にコピペチェックツールでチェックした後に記事を公開おすすめします。

そこで、以下のような悩みについて共に考えていきましょう。

お悩み

  • コピペのペナルティについて知りたい
  • コピペについてGoogleがどのように考えているのか知りたい
  • コピペチェックをどうやってやれば良いか分からない

この記事を読むと、上記の悩みが解決できます。

Googleはコピペについてガイドライン内に声明を出しています。

今回はそのアナウンスを基に、どういった文章がコピーと見なされ、どんなペナルティを受けてしまうのかについて紹介します。

また、コピペと認識されてしまうことを防ぐには、どういった方法があるのかについて説明していきます。

この記事を読むと以下のことが分かり、ペナルティを避けて安心して記事が投稿できますよ。

記事のポイント

  • コピーコンテンツへの3つのペナルティが分かる
  • Googleのコピペについての考えが分かる
  • ペナルティを避けるための3つのポイントが分かる
  • おすすめのコピペチェックツールが分かる

この記事では、ブログを運営する上で絶対に知っておきたいコピペについての知識を解説します。

目次

コピーコンテンツとは

コピーコンテンツとは他のページ内の内容と完全に同じであるか、非常によく似た内容を含むコンテンツのことを指します。

Googleのガイドラインの中では、重複コンテンツと呼ばれています。

そして、Googleから悪意を含む重複コンテンツであると判定された場合には大きなペナルティを受けることになります。

ペナルティを受けると、検索結果の順位が大きく下がり、最悪の場合Googleで検索しても表示されない事態に陥ってしまいます。

コピーコンテンツへの3つのペナルティ

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Photo by Pixabay on Pexels.com

悪意のあるコピーコンテンツによるペナルティは大きく分けて次の3つがあります。

  1. コピーコンテンツはインデックスされない
  2. コピーコンテンツは検索上位で掲載されない
  3. コピーコンテンツはサイトが強くならない

では、詳しく説明していきます。

ペナルティ① コピーコンテンツはインデックスされない

悪意のあるコピーコンテンツを多く含むサイト、すなわちコピペを多用したページはGoogleの検索順位に掲載(インデックス)されることすらないと思っておくべきです。

というのも、Googleは検索エンジンの利用者を増やすことを目指しています。

そのため検索エンジン内にできるだけ多くの情報を掲載することを重視しています。

簡単に言うと、検索した人に「Google検索って同じ情報ばっかり出てくるじゃん」とは思われたくないのです。

コピペだらけの記事やページを検索内に含んでしまうと、同じ情報で検索画面があふれてしまうことになります。

そのため、コピペをしているだけではインデックスされない可能性が高いと考えておくべきです。

ペナルティ② コピーコンテンツでは検索上位に掲載されない


そして、たとえインデックスされたとしても検索上位になることは難しいでしょう。

これは、Googleは独自性あるコンテンツを評価する傾向が強いからです。

たとえば、Googleが公開している検索エンジン最適化スターターガイドにも下記の文章が記載されています。

他のサイトでは提供されていない、新しくて便利なサービスを作ることも心がけてください。

独自の調査に基づいた記事を掲載したり、面白いニュースをスクープしたり、または口コミを活用したりするのも良いでしょう。

他のサイトにはない情報源や専門知識を活用することがポイントです。

引用元 Google検索エンジン最適化スターターガイド

すなわち、独自性のない、専門性のない、ただコピペをしただけのページよりも、専門知識を活用して新しいページを求めているのです。

ペナルティ③コピーコンテンツはサイト全体に悪影響あり

さらに、「コピーコンテンツを含むサイト=信用できないサイト」と判定されます。

最近のGoogleの検索エンジンは、サイト全体の「信頼性」を重視しています。

コピペで構成された文章を掲載するようなサイトは、やはり信頼できないと判断されてしまうことがあります。

そのため、検索上位になっていた記事も含めて全てのページが検索結果から削除されてしまう恐れがあります。

コピーしてないのにコピー判定される恐怖…

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Photo by M Venter on Pexels.com

「コピペは悪。ペナルティを受けても仕方ない。だからというか、そもそもコピペする気はない・・・」

だけでは終わらないのがコピーコンテンツの制裁が怖い部分です。

というのが、コピペしていないのにコピー判定されてしまうことがあるのです。

たとえば、誰かが以前に書いた文章の内容と「たまたま」重なってしまってコピー判定されペナルティを受けてしまうケース。

その結果インデックスされず、掲載順位が上がらず、あげくにはサイト内の全ページがインデックス解除。

そんなことがあったら怖すぎ…。ですね。

ですが、悪意の「ない」重複コンテンツに関しては安心して大丈夫なんです。

詳しく説明します。

Googleのガイドラインをよく読んでみよう

Googleのガイドラインには「重複コンテンツの作成を避ける」という項目があります。
https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/duplicate-content?hl=ja&visit_id=637779323802579377-2639372315&rd=1

ここには、下記の内容が記載されています。

重複するコンテンツとは、ドメイン内または複数ドメインにまたがって存在する、同じ言語の他のコンテンツと完全に同じであるか非常によく似たコンテンツのブロックを指します。

多くの場合、偽装を意図したものではありません。

ごくまれなケースとして、Google でのランキングの操作やユーザーへの偽装を意図した重複コンテンツが表示される可能性が認識された場合も、Google では関係するサイトのインデックス登録とランキングに対して適切な調整を行います。

その場合、該当するサイトはランキングが低下するか、Google インデックスから完全に削除されて検索結果に表示されなくなる可能性があります。

サイトに重複するコンテンツが存在しても、偽装や検索エンジンの結果を操作する意図がうかがえない限り、そのサイトに対する処置の根拠とはなりません。

引用元 Googleガイドライン

はい、おわかりいただけましたでしょうか。

「サイトに重複するコンテンツが存在しても、偽装や検索エンジンの結果を操作する意図がうかがえない限り、そのサイトに対する処置の根拠とはなりません。」です。

コピペで偽装や検索エンジンの上位を狙うようなことを狙っていない限り、内容が重複していても大丈夫なんです。

まあ、考えてみれば当たり前ですよね。

誰に聞いても、日本の初代総理大臣は伊藤博文ですし、コーラの2大ブランドといえばコカ・コーラとペプシコーラでしょう。

誰が書いて同じになるような内容の文章では、他のサイトと文章が似ていてもペナルティを受けることはないとGoogleは伝えてくれています。

【コピペについて違う角度から知りたい方は関連記事をどうぞ】

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ペナルティを避けるためのポイント3つ

コピペすることなく文章をきちんと執筆していたらペナルティは受けるものではありません。

ですが、どうしても不安という人は次のポイントに意識してサイト運営を行ないましょう。

  • コピペチェックツールを使う
  • 引用時は引用ルールを守る
  • ペナルティを受けてしまったら再審査リクエストを行う

一つずつ詳しく説明します。

コピペチェックツールを使用する

自分で制作した文章の内容が他のページと重なっている部分を調べてくれるコピペチェックツールがあります。

文章を制作したら必ずコピペチェックツールを使ってチェックするようにしましょう。

具体的なツール名と使い方は後ほど説明します。

引用時は引用ルールを守る

コピペで注意したいのが、他のサイトから引用した時の処理です。

たとえば、今回の記事でもGoogleの検索エンジン最適化スターターガイドやガイドラインを引用しています。

引用は、言い換えると他のサイトの文章を自分の記事内に使わせてもらうということです。

他のサイトの文章をコピペすることにあたるのでGoogleの検索エンジンにコピペ判定されてしまうとペナルティを受けてしまう可能性があります。

ペナルティを回避するために、しっかり行っておきたいのが、引用タグをつけることです。

引用タグをつけることで、Googleの検索エンジンに「この部分は引用だからね。コピペじゃないからね。」と伝えることが可能です。

WordPressでは「(引用)」のアイコンからタグを挿入できます。

ペナルティを受けてしまったら再審査リクエストを行なう

Googleから悪意のあるコピーコンテンツによりサイトに対して制裁を与えられた場合は、Search Consoleから確認が可能です。

そして、悪意がない場合は審査をリクエストすることが可能です。

お知らせを受けたり、審査をリクエストするためにも、サイトを立ち上げたらSearch Consoleには必ず登録するようにしておきましょう。

コピペチェックツールはCopyContentDetectorが最適

ペナルティを避けるためのポイントの1つめにコピペチェックツールを使用することをご紹介しました。

コピペチェックツールには様々な種類がありますが、その中でもCopyContentDetectorがコピペチェックツールには最適です。

CopyContentDetectorの使い方


CopyContentDetectorでは制作した文章を入力し実行することで、類似度・検知率・一致率・テキスト類似度の測定が可能です。

良好(緑)・要注意(黄)・コピーの疑い(赤)の3種類の表示で判定されます。

コピーの疑い(赤)の表示が出ないように文章を制作しましょう。

有料版もあるけれど・・・

CopyContentDetectorには有料版もあります。

・混雑時の処理優先度が高くなる
・広告エリアの非表示
・登録文字数の上限が8000文字
・ ワードファイル(.docx)がチェック可能
・ ドメインを指定しての重点チェックが可能
・ 判定基準の設定変更
・ ワードプレスプラグインの利用が可能に
・ 最大過去1年分のチェック結果が確認可能

有料版にはこれらの特長があります。

文字数が増えたり、ワードファイルが直接調べられたりといった利点があります。

ですが、いきなり有料版は使わなくても大丈夫。

実際、私もずっっと無料版で利用しています。

どうしても有料版に含まれる機能が使いたいという人は有料版にしてみるといいと思います。

まとめ

今回は、コピペについてペナルティの種類やGoogleのガイドラインなどについて解説しました。

いい記事があった時に「自分のサイトにそのままいただいてしまおう」と考えることもあるでしょう。

ですが、コピペは絶対にやめましょう。

コピーコンテンツはインデックスされなかったり検索上位に掲載されなかったりするだけではなく、最悪の場合すべてのページのインデックスが解除されてしまうなどサイト全体に悪影響があります。

そして、心配な悪意の”ない”重複コンテンツ。

コピペをしていないにも関わらず同じ内容になってしまった時にペナルティを受けることはあるのか。

これについては大丈夫です。心配要りません。

悪意のない重複コンテンツでは、ペナルティを受けることはないとGoogleのガイドラインに記載されています。

ですが、万が一のことも考えて3つのコピペのペナルティを回避する方法をご紹介しました。

まとめ

  • コピペチェックツールを使用する。
  • 引用時は引用タグを付ける。
  • ペナルティを受けたときに対処するためにSearchConsoleに登録する。


コピペのペナルティを被らないために、この3つにはしっかり取り組んでおきましょう。

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この記事を書いた人

ブログ歴5年の中堅ブロガーです。

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