連載している「ブログ初心者講座」、今回は3回目になります。
前回の記事ではブログの作成におけるスマホの活用例についてお伝えしてきました。
前回の記事はこちら
今回の記事は、ブログを作るなら雑記ブログがいい?それとも特化ブログ?というテーマです。
この記事で解決できるお悩み
- ブログを書きたいけれど、どんな記事を書いていけばいいのか想像できない…
- 日記ブログでは稼げないって聞いたけんだけど…
- どういう風に特化したブログが稼げるの?
って疑問を持っている方には参考になると思います。
この記事を読めば、
- 雑記ブログ・特化ブログがどういうものか分かる
- 雑記ブログのメリット・デメリットが分かる
- 特化ブログのメリット・デメリットが分かる
- 自分の書くべきブログがなんとなく見えてくる
ようになると思います。
稼げるブログを作りたいけど、何をすればいいのか まったく分からない人におすすめの記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
雑記ブログとは?⇒ ノンジャンルの記事で構成されたブログ

まず、簡単に「雑記ブログとは?」という話しをしておきますと、「各記事のジャンルが揃っている訳ではなく、作成者の気分によって、いろいろな題材が選ばれて投稿された『ごった煮』的なブログ」のことです。
雑記なのですが、作者の趣味の範囲はバラバラだけど限定されていることも多く、「カテゴリ」「テーマ」「タグ」などによって、ある程度分類されていることもあります。
雑記ブログのメリット
では、雑記ブログのメリットについて、お伝えしていきます。
幅広いネタを拾える
まず、雑記ブログの一番のメリットは「扱えるネタの範囲が広い」ということに尽きると思います。
「範囲が広い」というか、ブログの規約に反してない限り無限にどこからでもネタを拾ってくることができます。
そのため、個人ブログや芸能人のブログなどは雑記ブログの形式になってるものが多いです。
長く続けやすい
幅広いネタを扱えるので、長く続けやすいのもポイントです。
たとえば、旅行が趣味だったけど、ある時から映画鑑賞に趣味が変わった人でも、雑記ブログの懐の広さはそれを許してくれます。
「映画」というカテゴリを1つ作れば、解決です。
新しい話題を拾いやすい
新しい話題も積極的に拾っていくことができます。
たとえば、オリンピックが始まって、あなたがそれに興味を持ったなら「オリンピック」カテゴリを作って記事を投稿することもできますし、終われば また次の話題に移ることもできます。
新しい商品を紹介し続ける手法はあり
新しい話題を拾いやすいということで、雑記ブログなら「新しく話題になっているもの、新しく発売された商品」を追っかけることで、収益化につなげていくという戦略も取れなくはないです。
個人的には、ここが雑記ブログの稼げるポイントになるかな~と考えています。
「発信者のファン」になってもらう
どちらかと言えば、ある雑記ブログのヘビーユーザーになる方は、取り扱っているネタに興味もあるのですが、「書いている人」に興味を惹かれている場合が多いように思います。
分かりやすい例で言えば、「芸能人ブログをその芸能人のファンが読む」という図式ですね。そのため、発信者にかなりの魅力が必要とも言えると思います。
雑記ブログのデメリット

では、次に雑記ブログのデメリットについて、お伝えします。
検索上位に上がりにくい(SEO的に弱め)
雑記ブログの一番のデメリットは、検索上位に上がりにくいということです。
検索上位に上げるための施策はSEO(検索エンジン最適化)と呼ばれたりしますが、これが弱いという形になります。
これは「稼ぐこと」を目標にするのなら致命的なデメリットになります。
そのため、後に話す「特化ブログ」の方が、稼ぐブログでは選ばれやすいと感じています。
読者離れが起こりやすい
あと、雑記ブログでは読者が固定でつきにくいというのもあります。
たとえば先ほどの例のように、昨日はオリンピックの話をしていたかと思うと今日は芸能人の恋愛事情の話を記事としてアップしたりもしている訳です。
そうなると、「オリンピックにはスゴく興味を持ってるけど芸能人の恋愛には
まったく興味がない人」は、このブログのファンにはなりにくいのは分かると思います。
巡回率や滞在時間は悪くなりがち
同じ理由で、サイトのページを次々と巡回する「巡回率」やサイトを見続ける「滞在時間」などの指標は悪くなりがちになります。
これらは、SEOにも影響を及ぼすと考えられてますので、やっぱり雑記ブログは弱いということになってきます。
特化ブログとは?

では、次に「特化ブログ」に移ります。
特化ブログとは、「1つのジャンルに特化したブログで、一般的にはジャンル以外の記事は扱わない」ものになります。
1からはじめるNFT入門講座!
などが特化ブログに当たり、この場合NFTについての記事しか入ってないブログになります。
特化ブログのメリット

では、特化ブログにはどんなメリットがあるのでしょうか?
基本的には「雑記ブログの逆の関係」になってる点が多い印象です。
特化すればするほど濃い読者を集められる
まず、特化ブログで決まったジャンルの記事だけを載せますので、そのジャンルに興味を持っている読者を集めやすいというのがあります。
考えてみれば当たり前のことですね。
また、特化ブログといっても、
「○子の今日も楽しく美容ブログ♪」
だと、ざっくり「美容に関心のある人」が読者になりますが、
「50代乾燥肌○美が目元の印象を変えるアイクリームを試しまくり!」
だと、「年齢肌が気になってる方で、とくに目元やアイクリームに興味を持っている方」という形で、かなり読者層がしぼられます。
一般的に、「絞れば絞るほど数は少なく、濃い読者が集まり、緩めれば緩めるほど数は多くなり、薄い読者が集まる」という法則が成り立ちます。
稼ぎやすい
先程のアイクリームの例を見れば分かる通り、年齢肌が気になってて、目元やアイクリームに興味を持っている方が自然と集まってくれますので、その方たちにおすすめのアイクリームはとても紹介しやすいです。
そのため、雑記ブログよりも稼ぎやすいと言えるでしょう。
ブログを紹介されやすい
あと、ジャンルが決まってないブログより、専門性があるので、気に入った方が別の方に紹介してもらえる可能性も高いです。
たとえば、さきほどの例でいうと、イチオシのアイクリームを買ってみて良い実感を持った人が「このブログ、参考になるよ」という形で同じような悩みを持つ別の人に紹介するのは自然な流れだと言えますね。
巡回率や滞在時間を上げやすい
ブログ内では、同じジャンルの記事で統一されていますので、1記事読んでみて良かったら別の記事も…というアクションが起こりやすいです。
そうすると、ブログ内を巡回する「巡回率」やブログを読んでいる「滞在時間」などは長くなります。これらのことは、SEOにとっても、とてもプラスに働く指標だと言われています。
特化ブログのデメリット

このように、なかなかメリットが豊富なように思えた特化ブログなのですが、デメリットというのはあるのでしょうか?
調べてみましょう。
特化すればするほど書くネタに困ることがある
特化すればするほど、ネタは少なくなっていくということは、あります。
たとえば「美容ブログ」だと、わりと記事のネタは多いように思えるのですが、先ほどの「50代乾燥肌○美が目元の印象を変えるアイクリームを試しまくり!」だと、年齢肌の女性向けアイクリーム以外の記事ネタは使いづらいという形で、かなりネタが少なくなるのが分かると思います。
売れるジャンルほど競争が激しい
「特化ブログほどよく売れる」ということなので、よく売れるジャンルには多くの競合がひしめいています。
参入するには、それなりの戦略と力量が必要になってきます。
【雑記ブログと特化ブログの違い】まとめ

今回は、連載の第3回目として、ブログ初心者の方に向けて、雑記ブログと特化ブログの違いについて、お伝えしてきました。
- 雑記ブログとは、いろいろなジャンルの記事がつまったブログである
- 特化ブログとは、特定のジャンルの記事ばかりを集めたブログである
- 特化ブログの方が稼ぎやすいが、新しい話題ばかりを集めた場合は雑記ブログにもチャンスはある
少しでもお役に立てたなら幸いです。
次回は、稼げるブログが選ぶべきジャンルについて解説します。