連載している「ブログ初心者講座」、今回は9回目になります。
前回は、ブログ初心者がブログで稼ぐために日々することについてお伝えしました。
⇒前回の記事はこちら【ブログで稼ぐ!】収益化のために「やるべきこと!」とは?
今回は、ブログで稼ぐことの中でも骨子に当たる部分「記事の書き方」について、です。
- 稼げるブログなんて、何を書いたらいいか分からない…
- アクセスはパラパラ来るけどまったく収益が発生しない…
- 気の利いた書き出しやタイトルが思い浮かばない…
と悩んでいる人は、ぜひこの記事を読んでみてください。
この記事を読めば、
- 稼げる記事はどんな構成にすればいいのか分かる
- あれこれ迷わずに文章を書くことができるようになる
- 魅力的なタイトルにすることができるようになる
- キーワードに合った文章が書けるようになる
このようなことが出来るようになります。
ブログで稼ぐ上で「外せない要素」なので、ここはしっかりと気合いを入れて読み進めてくださいね。
上位10サイトをチェック ⇒ 要素を抜き出す

前回までの流れで記事を書く前までに「キーワード選定」がされているはずです。
「どのキーワードで上位表示を目指すか」というものですね。
まずは、そのキーワードで実際に検索をかけます。
そして、上位に表示された10位までの記事を確認します。
大事なことは、「このキーワードで検索して上位10位までに入ってる記事こそがSEOの答えである」ということです。
そして、10位までの記事にどういうことが書かれているのか、その要素を取り出していくのです。
とくに重要なのは、ほとんどの記事で共通して含まれている内容です。
その要素については、外せない要素である可能性が高いので、あなたが記事を書く時にも盛り込むようにします。
オリジナリティを入れつつデザインする
「上位10記事の要素を盛り込んだ記事を書いたらいいんですね!」と思われるかもしれませんが、それだけでは上位表示は難しいと思います。
同じ要素しか盛り込んでない記事は、普通に目新しいことのない記事なので、「なくてもいいよね…」ということで採用されないからです。
そのため、独自性(オリジナリティ)のある要素を足すのがいいと思います。
どうやって、オリジナリティを足すかというと、「そのキーワードで検索した人が次に知りたいこと」を先回りして教えてあげるのがいいかな~と思います。
たとえば、「どろあわわ 楽天」というキーワードだと、「どろあわわは楽天で買えるの?値段は?」という疑問を持って検索されたワードだと思われますので、まずはその答えとなる文章を返します。
その後で、知りたくなるだろうこと…たとえば「Amazonや公式ページの価格と比較してどうなの?」ということを知りたいと思います。
そういった情報を載せてあげればいいということです。
そのことについて、書かれているブログが他になければ、それがあなたのブログのオリジナリティになります。
もっと言えば、「共通の要素」についても、独自性は出せます。
- より早く伝えるための文章
- より理解しやすくするためのたとえ話や図解
- よりおもしろく・楽しく読める口調やネタ
などを使うと、同じ内容を伝えながら差別化ができますね。
いろいろチャレンジしてみてください。
ペルソナ(ターゲット)を決める ⇒ 語りかけるように書く
次に、ペルソナを決めるということをします。
ペルソナというのは、このキーワード、上位10記事の内容からいくと、想定される読み手はこういう人だろうと特定する人物像のことです。
「30代・女性」ではなく、「27歳大卒女性。メーカー系営業マン。仕事が好きで会社からもある程度認められているのでまだまだ結婚予定はない。自炊はせず外食のみ。休みの日は英会話にいそしむ。お酒を飲みながら韓国ドラマを観て号泣するのが唯一の息抜き。」くらいまで、しっかり決めるのが良いとされています。
そして、その「ペルソナ」をしっかりと想像して、語りかけるように文章を書きましょう。
こうすることで、ペルソナに当てはまらなかった人が読んでも心に届く文章が書けるようになります。
タイトルとリード文の重要性と決め方のコツ
そして、実際に書く時のパーツ別の特徴としては、とにかく「タイトル」と「リード文」が重要です。
なぜなら、これらを見て「読むか読まないかを決める」からです。
そのため、これらはかなり魅力的にしておく必要があります。
ただ、魅力的なタイトルやリード文を作ろうとすると、とても難しく心が折れてしまいそうになるかもしれません。
こちらはコツとして「型」を覚えるのがおすすめです。
そもそも魅力的なタイトルなどは、ある程度に型にハマった法則があり、それに当てはめる形で作られてるものがほとんどです。
たとえば、「○○を解決する○つの方法」などです。
最初のステップで上位10位までのページを参考にしましたが、その時に一緒に「タイトル」や「リード文」にも注目し、その型を研究するようにしてください。
もちろん、オリジナルで興味を惹くタイトルを考え出してもいいのですが、型を応用する方が手っ取り早いです。
初心者でも簡単!SEO的にもうれしいPREP法とは?
そして、本文に話に入りますが、これは「PREP法」を使うのがおすすめです。
PREP法とは「結論」⇒「理由」⇒「例」⇒「結論」という流れで文章を書いていく方法です。
これに従って文章を書いていくと「文章の流れを考える必要がない」し、「読み手に取っても分かりやすい」形になるのがおすすめする理由です。
最近のSEOは、「なるべく答えを早く返す」ことに重く加点している節がありますので、その辺りもPREP法との相性がいいでしょう。
そのため、初心者のうちは他の手法は一切使わずPREP法一本で問題ないと思っています。
キーワードとの関連性を考える(ゴールまで遠い?近い?)
あと、最終的に案件を紹介することが目的の記事を書く場合は、キーワードの質によって、「ゴールが遠いか近いか」を判断し、それを踏まえた文章を書くことも必要だと思います。
たとえば「エクラシャルム 通販」などのキーワードは、非常にゴールに近いワードだと考えられます。
訪問者の方は、「通販で買いたい、通販で売ってるところが見つかったらすぐ買ってもいい」くらいの気持ちでいる可能性も高いからです。
そういった人に「あなたはエクラシャルムというアイテムを知ってますか?エクラシャルムというのは・・・」みたいな切り口で始めるのはNGだということは分かると思います。
また別の例で、キーワードが「ニキビ薬とは?」だったとしたら、エクラシャルムはニキビ薬ではありませんので、エクラシャルムを紹介するとすれば、かなりゴールまでの距離は長いということになります。
この場合は、文章を重ねて、次第に読者の方がエクラシャルムに興味を持つように導いていく形になります。
リンクの装飾にも注意
「ゴールに遠い近い」と一緒に考えたいのが、アフィリエイトのリンクの装飾です。
一般的には「目立つようにした方がいい」と言われていますが、ゴールまでの距離が遠い状態だったとして、最初の時点で派手な装飾を付けたアフィリエイトリンクをデカデカと貼っていたら、訪問した方は、「この商品をこれからすすめてくる気だな」と逆に警戒感を持たれるかもしれません。
そのため、こういった場合はむしろ貼らないという選択肢もアリだと思います。
ただ、逆にゴールに近いキーワードだった場合は、答えを素早く返して、その時点でアフィリエイトリンクを設置するのも悪くないと思いますので、多少目立ったリンクを用意してもいいということになると思います。
したがって、ゴールまでの距離によって、リンクの貼り方・装飾は気をつけるべきだと思います。
【ブログで稼ぐための記事の書き方】まとめ
今回は、ブログ初心者講座のの第9回目として、稼ぐための記事の書き方について、お伝えしてきました。
- 上位10サイトの要素を参考にする
- オリジナリティもつけて自分なりにデザインする
- ペルソナを細かく決める ⇒ 語りかけるように書く
- タイトルとリード文は型を学ぶ ⇒ 上位10記事から
- 文章の構成は基本、PREP法で書く
- キーワードによりゴールまで遠いか近いかを感じる
- その人に合った提案のし方を意識する(リンクも含め)
少しでもお役に立てたなら幸いです。
次回は、「ブログで稼ぐために必要なASPの活用法」について解説します。