飛躍的にWebライティングの質を上げるポイント|記事を読むのは誰か?を考える!

Webライティング上達法
質問です

あなたは、記事を書くときに何をまず考えますか?

いかにしてGoogleに評価されて上位表示を狙えるか?

上位表示させるために、SEOを意識してキーワード選定と記事の構成を意識していると思います。

ここで、基本に立ち返って考えてみましょう。実際に記事を読むのは”人”であってロボットではないのです。

この「記事を読むのは人である」ことを覚えておいてください。

WebライティングとSEOの関係を見ていきましょう。

目次

SEO対策とWebライティング

WebライティングにおいてSEO対策を適度に意識することは重要なことです。

ここで、「適度に」としたのは、意識しすぎるとあまり良くないからです。

SEO対策を意識しすぎると

SEOを意識しすぎると逆に読みにくい文章になってしまうなどの弊害が出てしまいます。

SEOを意識しすぎることで起こる弊害
  • 不自然な文章になってしまい
  • 何を伝えたいか分からない
  • キーワードが多くなりくどい印象になりやすい

Webライティングでは、軸となるキーワードを含めつつ、ユーザーに伝えたい軸をしっかり据えることが大事です。

伝えたい内容をそのまま文章に起こし、最終的な仕上げでSEO対策を実施するやり方をとると良いでしょう。

共起語をうまく使う

キーワードだけを使うのではなく、共起語を自然に織り交ぜていくテクニックも求められます。

共起語とは

共起語とは、ある特定のキーワードが出現した時に一緒に利用されるキーワードのことです。

適度に本文に入れることでユーザーにとって読みやすい文章にり、結果的に検索エンジンの評価を得ることが期待できます。

共起語は、ラッコキーワードで調べることができます。

SEO対策の基本

Webライティングをスムーズに進めるには、SEO対策は何をするべきなのか常に頭に入れておく必要があります。

検索エンジンのシェア

SEOは検索エンジン最適化を意味しますが、2021年現在日本のGoogleのシェア率はパソコンが77%、スマートフォンが75%となっています。
(引用元: Mobile Search Engine Market Share Japan | StatCounter Global Stats )

このデータから、SEO対策はGoogleの検索エンジンを攻略すれば良いということが分かります。

Googleの公式で発表されている「Google が掲げる10の事実」を抑えておけばSEOは攻略できます。

この10項目を忠実に実行すれば上位表示が可能と言うことです。しっかりと読んで、内容まで確認しておきましょう。

Google が掲げる10の事実

①ユーザーにお焦点を絞れば、ほかのものはみな後からついてくる

②1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番

③遅いよりも早いほうがいい

④ウェブの民主主義は機能する

⑤情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない

⑥悪事を働かなくてもお金は稼げる

⑦世の中にはまだまだ情報があふれている

⑧情報のニーズはすべての国境を越える

⑨スーツがなくても真剣に仕事はできる

⑩「すばらしい」では足りない

Googleが掲げる10の事実より引用

Google が掲げる10の事実から分かるように、

  • ユーザーファーストであること
  • 汎用的な情報よりも専門的な情報
  • そのページがGoogle検索時に上位に来る価値があるか

ということを意識する必要があります。

これらを日ごろから頭に入れておくことができれば、SEO対策に振り回されることなく効率良く文章を書けるようになってきます。

SEOキーワードを自然に扱えるようにする

SEO対策となるキーワードは自然な形で扱えるのがベストです。

まずユーザーがインターネットで検索する際にどのような状況で何を欲しているのかを考えます。

例えば、パソコンの購入を検討している読者がいた場合、

  • パソコン デスクトップ
  • パソコン ランキング
  • パソコン 選び方

などのように検索するキーワードはある程度は決まっています。

これはGoogle検索窓のサジェストや検索結果の最下部で関連キーワードとして確認もできます。

パソコン」というキーワードを攻略すれば良いという訳ではなく、サジェストや関連キーワードなど周辺のキーワードを知る事が重要です。

執筆する文章の中に共起語とあわせて自然にちりばめていくことがポイントとなります。

効果的な見出しを設定

見出しは、読者を惹きつける効果に加えライティングスピードを上げる効果も持っています。

誰が見てもわかる明確な見出しを付けることによって、見出しに対して書くべき内容もハッキリさせることができます。

見出しの書き方

見出しは、「短く読みやすいもの」「必要最小限の情報」を心がけることによって、見出しに対しての文字数を明確にしたり、不要な内容を省くことにもつながります。

記事を書く際には見出しから先に作り、見出しに沿って内容を書いていく方法をとります。

見出しで記事の全体像を作ってから書きだすことによって、記事全体の流れも自然なもので読みやすくなっていきます。

記事構成と見出しについては≫記事構成の基本!読まれる・伝わる見出しの極意を大公開 が参考になります。

ペルソナを設定して飛躍的にスピードアップ

ペルソナとは、サービスや商品の典型的なユーザー像のことを指し、ライティング業界では読者の人物像を指します。

ペルソナを設定するメリット

特定の人物をターゲットにすることで、1つの情報について、どの程度掘り下げて伝えれば良いのかが見えライティングスピードに大きく影響を与えます。

例えば、「パソコンの選び方」について記事を作成する際に、パソコンのスペックや価格帯、メーカーの特徴などを解説し読者に有益になる情報を書けば、総合的に良質な記事に仕上がります。

あらかじめパソコン初心者に向けた記事を想定した場合、書くべき内容はパソコンの基礎知識や専門用語を解説する内容が中心となり、記事の方向性がハッキリします。

ライティング中に記事の内容がブレてしまうことが無くなりますし、最短距離でライティングを進められるようになります。

読者の年齢層や大まかな人物像を想定する

ペルソナの決め方としては具体的に「年齢層」「家族構成」「職業」を想定します。

その人物が見えてくると書くべき内容も見えてきますので、細かいところまでターゲットの詳細を決めておくと良いでしょう。

ペルソナの詳細を決めておくことによって、文章そのものも読者の目線に合わせることができます。

最終的には、同じ記事のテーマでもペルソナによって文章を書き分けることができることが理想的です。

このスキルを使い分けることができれば、日常的に相手に会話しているかのような状態ができ、スラスラと文章を書けるようになるでしょう。

ペルソナに頭の中で説明する

多くの読者ではなく、ペルソナに対して1から説明している状況を頭の中でイメージできれば、文章も分かりやすく伝わりやすいものとなってきます。

記事の価値を高めるためには「読者が理解できる文章」を心がけることが大切になってきます。

ペルソナがおばあちゃんの場合

ペルソナがおばあちゃんであれば、目の前におばあちゃんを想像しどのような文章にすれば伝わるのかを意識します。

記事の書き方や使う言葉も変えて、おばあちゃんにも伝わる文章を考えることになります。

これを実施することによって、ライティングスピードも自然とアップしてくるでしょう。

何も考えずに黙々と書いているという方は特に、頭の中でペルソナのターゲットと会話をしているイメージを持つことをおすすめします。

まとめ

ライティングスピードを上げるポイントは大きく分けて3つです。

  • SEO対策を意識しない(しすぎない)
  • 記事の全体像がつかめる見出しを設定する
  • ペルソナを決めることで飛躍的にスピードアップさせる


以上のことを実践することによって、読者目線の記事を書くことができますし、なによりも日々のライティングスピードをアップさせることにもつながってきます。

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