がんばって記事を書いても、ぜんぜんアクセスがありません
今3ヶ月ですが、6ヶ月たつと増えるんでしょうか?
これは、ブロガーなら誰でも経験する試練であると言えます。
結論は、次の2点に集約されます。
- 『6ヶ月たつとアクセス増える』は、半分は当たり、半分は違う
- SEOはコンテンツイズキング、ユーザー第一主義である
- 過去において効果のあった手法は、淘汰されつつある
以上です!
以上です!って、お話はもう終わりですか?
詳しく解説しますので大丈夫です。
では気を取り直して、ブログを開設してからの流れを見てみましょう。
- 1ヶ月目は、がんばって記事を書いても全然アクセスない
- 2ヶ月経ち…3ヶ月経ち…少し増えたような気がする
- でも、どんどん増えていく気がまったくない
ほとんどの人は、このような状態だと思います。そこで今回は、
記事のポイント
- いつになったらGoogleは自分のブログを認めてくれるの?
- 記事数はどのくらい必要なのか?
- 他に注意すべき点はどこなのか?
などのお悩みについて解説します。
実績をもとに振り返ってみる
まずは、下の図を見てみましょう。Googleサーチコンソールのでの検索パフォーマンスでの表示回数の推移です。
6ヶ月の軌跡を追ってみる
昨年の11月20日にブログを立ち上げて、本日でちょうど6ヶ月を迎えました。
節目となる運営開始から6ヶ月なので、投入した記事数や対策を交えて振り返ってみました。
見くらべてみて、参考にして下さい。
これまでに行った対策
では、この6ヶ月間にどのようなことをしてきたかをまとめました。
現在までに行ったこと
- スタート時より、中古ドメインで運用
- 色々なテーマを試し、最終的にはAFFINGERに
- 投入した記事数は、だいたい100記事
- しびれを切らし、サテライトサイトより援軍
- ShutterStockの高画質な画像を取り入れる
- そして現在へ
では、詳しく見ていきます。
中古ドメインでの運用を開始
以前のドメインから記事を引き継ぎ現在は、中古ドメインで運用しています。
なぜ、中古ドメインを選択したかと言うと記事がインデックスされなかったからです。
記事を書いても書いても、1/4ほどしかインデックスされず中古ドメインに移行しました。
中古ドメインでの運用を考えている方は、中古ドメインのSEO効果を検証!その驚きの結果は!? – が参考になります。
色々なテーマを試してみた
次に行ったことは、WordPressテーマを変えてみました。
具体的には、
- 賢威8
- JIN(ジン)
- AFFINGER
- THE THOR
- MERIL(メリル)
わらにもすがる思いで色んなテーマを試しましたが、アクセスは増えませんでした。最終的には、デザインが気に入ったAFFINGERで現在に至っています。
気がついたことは、有料テーマなら変えてもSEO効果は、あまり変わらないってこと!
有料のテーマで有れば、それなりのSEO対策はしてあると言うことです。悲しい現実ですが、他のテーマは別に運営するブログで活躍しています。
投入した記事数は?
投入した記事数は、100記事を超えました。が!その中のほとんどは、まったくアクセスを稼がないゴミ記事となっています。
検索パフォーマンスでの表示回数で確認すると、ほんの少ない記事だけが表示数を稼いでいる状態でした。
その少ない記事がアクセスを稼いでくれている現実であったのです。つまり、SEOの本質は、記事のリライトにありPDCAを回すことにあると実感しました。
このブログでアクセスを呼び込んでいる記事は、以下の記事となります。
サテライトサイト運用
ここで伝家の宝刀が炸裂します!
中古ドメインでの運用もブラックハットですが・・・さらに、ブラックハットのサテライト運用を開始します。
もう一度、グラフを見てみましょう。
時は、2022年4月初旬、同じくドメインパワーが高い中古ドメインで運用する2つのブログよりリンクを引っ張ります。
大きくSEO効果があった(と推測?)で表示数で見ると、800程度で推移していたのが2000程度まで伸びています。
Googleからの評価がつき始めたのか(中古ドメインのため何とも言えないが)、SEO効果があったのかは微妙です。
ShutterStockの画像を導入
2022年5月からは、高品質な画像で定評のあるShutterStockと契約を始めています。
大きな出費とはなりましたが、徐々に効果が上がっています。
- ブログの統一感を出す
- ブログの第一印象を良くする
このことによって、
- 直帰率が下がった
- ブログ滞在時間が延びた
ことが確認されました。記事の品質を上げるのは最重要ですが、ブログの見た目を良くすることも大事だと感じました。
このことは、単純に見た目が良くなったためにユーザーの離脱率が減ったと考えられます。
現在
そして現在に至っています。色々なことを行ってきたのが分かったと思います。
これまでは、一連の実績と希望的な観測をもとに書いてきました。
次の章からは、今後のSEOについて厳しめの視点で解説していきます。
今までは通用した手法が今後は通用しないという事をお伝えします。
そして、現在とこれからのSEOを考える
ここからは、これからのSEOについて考えていきます。
現在とこれからのSEOを考える
SEOについても、いろいろな手法が存在し、また移り変わりも激しいのが現状です。
今、私が行っているSEO手法を公開しますので参考にしていただければと思います。
設計の段階からきっちり作り上げていくブログにおいては、半年後には、大きくアクセスを集めている事でしょう。
その手法の概要に当たる部分をお話ししていきます。
Googleは非常に冷酷なマシンと心得よう
まず、最初にお伝えしなくてはならないことがあります。
それは、ユーザーにとって価値のない記事を書き続けても、Googleからの評価は得られないと言うことです。
たとえ、6ヶ月間で100記事を書いても同じと言うことです。
努力賞みたいなのはあるの?
毎日記事を更新していれば、そのうちGoogleは評価してくれるの?という考えは持たない方が良いです。
残念なことにGoogleのメカニズムはアルゴリズムであり、データとプログラムで構成されています。学校の先生と違い努力賞みたいなものは設定されていないと考えた方がいいでしょう。
Google先生は厳しいんです
そのため、価値のない記事を上げ続けても、結果は Nothing ≒ 0 です。
ただ、Googleがページを評価する基準は200以上とか500以上とかあると言われてます。
更新頻度や記事の投稿頻度なども加点要素として認められてるので、その部分については少し加点はされます。
ただ、圧倒的に他の部分でも加点を目指していかないと認めてもらえないと言えます。
Googleに評価される記事を書く ⇒ この1点にこだわる
では、どうやってGoogleの評価を上げるかについては、わりと簡単でGoogleに評価される記事を書くということです。
たとえ1記事目であっても、Googleに評価されるような記事を書くということです。
他にも手法はいろいろありますが、あえてこの1点にこだわります。
ドメインパワーの弱いうちは競合の少ないキーワードで
最初のうちは、ドメインパワーも弱く、メジャーなキーワードは攻略できません。そのため、競合の少ないキーワードを攻略します。
初心者の方なら、競合のいないキーワードの方がいいですね。それでGoogleにそのキーワードで上位表示されることが大事です。
ポイントとしては、競合のいないキーワードは良しなのですが、アクセスもないキーワードはNGです。
競合は少ないが、アクセスは少しあるキーワードから攻略していくのが必要になります。
新しいキーワードや商品に敏感になる
「競合が少ない」または、「競合がいない」状態になりやすいのが、世に新しく生まれたキーワード群です。
- 新商品
- 新しくできた概念
などですね。
これらは、生まれたての状態なら、きわめて競合が少ない状態になっていることが多いので、狙い目になります。
検索ボリュームも多ければなお良しでしょう。
アクセスがアクセスを呼ぶという残酷な世界
なぜ最初からGoogleに採用されるキーワードを攻略したかには理由があります。それは、アクセスがアクセスを呼ぶという性質が今のアルゴリズムにはあるからです。
たとえば、私が所有しているほとんどのブログでは、まず最初に何かしらの大当たりキーワードが発生して、アクセスが爆発的に増えます。
その後、派生するように他のページのキーワードも上位に食い込んでくるという現象が起こります。まさに、アクセスがアクセスを呼ぶ展開ですね。
利益などを度外視した「アクセス用」の記事を設置
アフィリエイト目的でブログを作っているならば、すべてのページでアフィリエイトのゴールを設定しないようにしましょう。
つまり、アクセスを集めるための記事を企画して、アフィリエイト関係なしでアクセスが見込める記事を作っていきます。
競合の多いアフィリエイト案件のキーワードは、攻略の難度も高く、なかなか攻めるのが難しい場合が多いです。
そのため、アクセスを増やすために特化した記事が功を奏す可能性もあります。
SNSをがんばって、アクセスをブログに呼び寄せる
SEOの要素を無視してアクセスをブログに呼び込めるのが、SNSです。
ドメインパワーの弱い時にSNSに力を入れるというのは、効果の高い方法になります。
たとえば、Twitterだとあなたのブログに興味を持ってくれそうな層と相互フォローをしておき、記事更新の告知をしただけで、ブログに訪れてくれる可能性があります。
もちろん、記事更新の告知だけではなく、関係性を深めるような投稿も必要です。
いろんな方法でアクセスを引っぱれないか考える
さらにTwitterだけでなく、他のサービスでもアクセスを引っぱれるものがあれば利用を検討するといいです。
基本的に、プロフィールにブログURLを書き込むようにしましょう。
このような構造を作るのは、今のブログ運営にとってプラスに働くスタイルだと思っています。ブログが他から完全に切り離されたような存在になってる構造は、Googleに評価されにくいからです。
最初の時点では、このいろんなサービスからアクセスを引っぱる努力をするというのは、とてもプラスになります。
記事数まかせの根性論は6ヶ月経ってもアクセス増えない可能性も…
ここまでアクセス重視の話をしてきました。
対極には、次のように
- 最初に追い求めるのは、アクセスじゃなく記事数じゃないの?
- 記事数が増えれば自然と競合の多いキーワードでも上がるようになるのでは?
という意見もあると思います。これは、少し古い考え方だと思っています。
その理由は次の通りです。
Googleは価値のない記事を嫌う ← わがままな存在
一時期は、記事数を増やせばそのサイトの評価も上がる という時代もありました。
実際には、なんの意味もない文字の羅列記事を目のつかない下層に延々とアップし続けるツールまで登場しました。
とんでもない機械ですね
そんなのが通用する時代もあったんですね!
記事数を増やせば評価が上がるアルゴリズムにしてしまうと、このツール利用でも評価は上がることになります。
Googleは、価値のない記事を嫌う
Googleは意味のない記事、価値のない記事を延々とアップされることを大変嫌います。
そのために大規模なデータセンターを用意してデータを蓄積しないといけないからです。
Googleの評価基準
このような背景から、Googleは
- 評価の低いページばかり吐き出してるサイトの評価を下げる
- 既にあるページと似た記事ばかり吐き出すサイトの評価も下げる
というアルゴリズムに変更した推測しています。
そして、個人的にはこれは愚策のように感じています。
アルゴリズム変更の先には
一般的な人だと、50記事書いて大勢から認めてもらえるのは1、2記事です。 少ないと思いますが、これが現実なのです。
常にGoogleに認められる
- 自分のドメインパワーをわきまえた
- 上位表示できる
- ニーズもある
- 読者にも喜んでもらえる
このような記事を書き続けるのは本当に至難の技だと思います。
それゆえ、その点に着目すれば
- 今のSEOは難しいけど、
- よって、挫折する人も多い
- だから、競争率が下がり
- 攻略しやすい
と、玄人向けのアルゴリズムになってると言えます。
価値のない記事の割合が高いブログは不利な状況に…
このような背景からGoogleがブロガーに求めているのは常勝ブロガーです。
常に自分のドメインパワーに応じた勝てる記事を量産し続けろというのがGoogleの答えだと判断しています。
このGoogleの考えに反して「今はダメでもそのうち評価がつくかな」と、価値のない記事を連発してしまったらどうなるでしょう?
Googleにとっては、「意味のない文字の羅列記事を目のつかない下層に延々とアップし続けるツール」を使われてるのと同じ状態だと錯覚します。
コピペに似たような記事は、そもそも価値がないとGoogleは見ているって事ですね
ドメイン自体にも低い評価を下されてしまうことが考えられます。
ここは、とくに初心者の方が見誤ってしまう重要な落とし穴だと感じています。
コピペに対しては、ペナルティの面で寛容になったと言われています。
しかし、コピペに近い記事ばかり上げているとジワリと評価が下がる仕組みと考えると納得がいきますね!
Googleのアルゴリズムは、日々進化しています
記事の品質を上げるための、不断の努力こそが大事って事ですね
反応次第では「記事の削除」も視野に入れる
そして、これらの良くない状態を回避するために、場合によっては反応の悪い記事を削除することも視野に入れた方がいいかもしれません。
かわいそうですが、その英断も必要なんですね
一生懸命書いたのに・・・
反応のいい記事だけを残すと、サイト全体における良い記事の割合が増えます。
Googleとしてもドメインパワーを強く評価する方向に動いてくれることが期待できます。
削除まで行かなくても、記事の中身をリライトするのも有効な手法です
反応のなかった記事を生き返らせることもできますよ!
Google評価にも「トレンド」がある
さきほどの意味のない文字列を吐き出すツールのところにも通じるのですが、Googleの評価にもトレンドがあります。
これを「理解している」のと「理解していない」のとでは、やはりGoogle攻略において圧倒的な差が生まれてしまいます。
そのトレンドについてお伝えしていきましょう。
「イタチごっこ」の原理を知る
今も昔も、基本的な構造としてはGoogleとSEO対策者のイタチごっこという形です。
Googleが打ち出したアルゴリズムに対して、SEO対策者がズルい手法を編み出してきました。現在も、そしてこの先もでしょう。
その不公平感が高まってきたところで、またGoogleはその手法が通用しないようにアルゴリズムを変更する・・というくり返しです。
このどういうイタチごっこが行われていて、Googleはどうい手段を取ってそれに対抗しているか?背景を知ることがトレンドを知る取っ掛かりになります。
複雑に絡み合うGoogleの「トレンド」
Googleのアルゴリズムは、200だか500だかの要素で判断していると言われてます。常勝の法則の1つで片付けられるほどシンプルではないです。
網羅性の時代は終焉したか?
たとえば、以前の網羅性の高い記事を重視する傾向が収まりました。
現在は、ユーザーの問いになるべく早く答えるスタンスに評価軸が動いているようにも感じられます。検索結果に多様性が生まれてきたのも確かですね。
いろいろな提案を盛り込むというのも新しいトレンドだと感じています。
Googleのトレンドを知る
このように、トレンドを知るということは、イタチごっこの原理を捉えた上で、数多く実際に検索をしてみましょう。
どのような変化が表れているのか追いかけていく作業の積み重ねが必要です。「検索ワード」に対しての「上位ページ」が公開されている以上それが答えになります。
そのような上位表示のページを数多く見た人が「よりトレンドを知る」形になります。
「トレンドの未来」を予測する
さらに、イタチごっこと現状の検索結果を理解していると、トレンドの未来も予測できるかもしれません。
Google先生は厳しすぎるのか?
常勝の法則が初心者に厳しすぎる状況になってるなら、この部分での緩和は行われる可能性はあります。
そうすると、また記事数が多いブログがそれだけで有利なトレンドがくるかもしれません。
どちらかといえば、「常勝」と「記事数の多さ」の中間的な調整になると思います。
記事数に振り切った評価軸になると、また問題はぶり返されてしまいます。
落ち着きどころはどこなのか?
この予測もわりと簡単で、知ってる人だけが有利な手法が蔓延し、不公平感が高まったところで対策されるとなるからです。
そのため、どの手法が有利になっているか・不公平感が高まっているのはどこかをチェックしてみましょう。
自分がGoogleならこの状況をどう対策するかと考えれば、わりと近い答えは出るのでは…と考えます。このトレンドの予測までできるようになれば、もう初心者は卒業ですね。
いつまでもアクセスが来ずイライラすることもなくなるかと思います。
たくさんのブログに目を通すことでトレンドを読むことができます
どのような記事が上位表示されているか?参考になるところが多いですよ
まとめ
今回は、Googleに評価されるまでの期間やおもな流れについて話していきました。
- 基本的に「いつになれば」という期間の設定はない
- 記事数は関係ない。その時々のパワーに応じたキーワードを攻略するのが良策
- アクセスがアクセスを呼ぶ流れを知る
- SNSや他のサービスとブログを連携させてアクセスを送る
- 価値のない記事は状況に応じて削除も検討
- Googleのトレンドの仕組みを知り、予測できるようにする
ここまでたどり着いたあなたは、きっと100記事の呪縛から解放されてガラッと価値観が変わったと思います。
ぜひとも実践していただき、お互いにGoogleアルゴリズムを攻略し、上位表示を目指せることを祈念します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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