披リンクを獲得する秘訣
ブログのSEO対策には、いろんな方法があります。
- 定期的に記事を投稿する
- 内部リンクを貼る
- 関連キーワードを入れる
などのSEO対策に取り組んでいる人は多いでしょう。
もちろん、いずれもブログにとって重要なことです。
しかしブログでの収益化を目指すなら、「外部リンクを獲得すること」は特に大切。
ただ、ほとんどのブログやメディアは、外部リンクのことまだ考えていません。
だからこそ、外部リンクの獲得に力を入れるだけで大きな違いが生まれます。
今回は、
SEOにおける外部リンクの意味
外部リンクを獲得する方法
獲得した外部リンクの数をチェックする方法
について、詳しく解説します。
SEOにおける外部リンクとは?
SEOにおける外部リンクとは、「あるページから、別なページへリンクされている状態」を指します。
たとえば本記事が「ブログ部」以外のページからリンクされているなら、それは外部リンクです。
また、外部リンクされていることを「被リンク」と呼ぶこともあります。
SEOにおける外部リンクの獲得が大切な理由とは?
SEOにおいて外部リンクが獲得するのが大切な理由は、「SEO上の効果が高いから」です。
つまり外部リンクを獲得することで、ブログの記事はGoogleの検索結果で上位に表示されやすくなります。
Googleは、いろんな要素に基づいて、SEO順位を決めています。
その要素のひとつとして、「信頼できる外部リンクを獲得しているかどうか」が、公式に発表されています。
たとえば本記事が、何十というブログやメディアから外部リンクされていたとしましょう。
すると、Googleは「何十というブログやメディアが参考にするくらい、よいも記事なんだ」と判断します。
すると、Googleは本記事を、SEO上位に表示してくれるわけです。
つまりSEO順位を高めるうえで、外部リンクの獲得は大切だと言えます。
SEOにおける外部リンクは「品質」が重要な理由とは?
とはいえ、「外部リンクならなんでもよい」というわけではありません。
外部リンクには、Googleによって「品質」が判断されています。
つまり、品質のよい外部リンクを集めることが重要です。
たとえば以下のような外部リンクは、品質がよいとされています。
- 自分の意思とは関係なく、誰かが自然に貼った外部リンク(ナチュラルリンク)
- 一部上場企業サイトや大手メディアなど、信頼性が高いページからの外部リンク
- 自分のブログのテーマと、同じようなテーマを取り扱うページからの外部リンク
一方、以下のような外部リンクは、SEOでは品質が悪いとされています。
- 業者から購入した外部リンク
- 自分のブログのテーマと、同じようなテーマを取り扱うページからの外部リンク
- 信頼性が低いページからの外部リンク
大切なのは、「誰かが自然に貼った外部リンク(ナチュラルリンク)」の獲得を目指すことです。
SEO対策として外部リンクを獲得する方法
というように、SEO対策として外部リンクを獲得することは、ブログにとって重要です。
しかし、「どうすれば外部リンクを獲得できるのだろう?」と思う人も多いでしょう。
外部リンクを獲得するには、ブログであれば、以下のような方法が考えられます。
引用されやすいコンテンツを作る
SNSでの拡散を狙う
ツールやテンプレートを作る
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
引用されやすいコンテンツを作る
競合ブログやメディアにはないコンテンツがあれば、外部リンクされやすくなるでしょう。
iPhoneに関するブログを運営している場合について考えてみます。
そして、対策キーワードが「iPhone 容量 比較」だとしましょう。
すると、「機種ごとの容量の大きさを比較した一覧表」があると、ユーザーはとても便利です。
だとすれば、一覧表を引用するために引用元として外部リンクされやすくなるでしょう。
つまり他のメディアやブログが、「有益なので引用したい」と思わせるようなコンテンツを作ることが重要です。
また、多くの人が興味を持っていそうなコンテンツも、外部リンクを獲得するうえで役立ちます。
たとえば、
- 会社内の人間関係がうまくいく50のポイント
- 年間100万円貯金するためにできること20選
- 異性ウケがよくなるコーディネート集
といった記事は、多くの人が興味を持つテーマです。
つまり共感されやすく、外部リンクされる可能性も高まります。
そして、同じようなコンテンツがが競合ブログやメディアになければ、自身のブログから引用するしかありません。
その場合、より多くの外部リンクを獲得できるでしょう。
SNSでの拡散を狙う
外部リンクを獲得するには、SNSでの拡散を狙うのもよいでしょう。
SNSは、すさまじい勢いでコンテンツを拡散する力があります。
SNSでシェアされやすい記事を書き、拡散されるように工夫してみましょう。
誰かがブログやメディアで取り上げ、外部リンクを設置してくれる可能性が出てきます。
また、ユーザーが拡散しやすいように、記事内にシェアボタンなども設置しておくとよいでしょう。
ただし、個人や企業を中傷するような、いわゆる「炎上系記事」を使ってはいけません。
なぜなら、SEO上悪影響を受ける可能性があるからです。
個人や企業を中傷するような記事の場合、SNS上で、そのコンテンツ自体が悪く言われることもあります。
そしてGoogleは、「記事がWEB上で評価されているか、悪く言われているか」を判断することが可能です。
このことを、「サイテーション」と呼びます。
つまりコンテンツ自体が悪く言われていれば、外部リンクは獲得できても、悪いサイテーションを受けてしまいます。
悪いサイテーションはSEO評価を、大きく落としてしまう原因の一つです。
したがってSNSでの拡散を狙う場合は、記事自体の内容についてじゅうぶん注意する必要があります。
補足:SNS上からの外部リンクに効果はある?
「Twitterのツイートでリンクを貼られたら、外部リンクになるのでは?」と思った人もいるでしょう。
残念ながら、SNSから直接外部リンクされても、SEO効果はありません。
つまり、SNS上で拡散されるだけでなく、ブログやメディアで取り上げてもらう必要があるわけです。
ただしSNSで拡散されれば、ブログのアクセス数自体は増えるので、SEO的にも意味があります。
つまり外部リンクを獲得できるところまで行かなくても、拡散されることには意味があります。
テンプレートやツールを作る
可能であれば、無料テンプレートやツールを作るのもよいでしょう。
テンプレートやツールは、「おすすめテンプレート⚪︎選」などの紹介記事で引用される可能性があります。
もちろん引用元を示す必要があるため、外部リンクも獲得できるわけです。
良質なテンプレートやツールであれば、SEO上たいへん有利になるでしょう。
まとめ:SEOやブログでは少しずつ外部リンクも意識しよう
ブログやメディアでは、とにかくSEO対策が重要です。
すでに基本的なSEO対策には、取り組んでいる人も多いでしょう。
しかし、外部リンクの獲得にまで手が回っているブログやメディアは少ないものです。
だからこそ、外部リンクの獲得に力を入れれば、SEO上、競合ブログやメディアと大きな差をつけられます。
いきなり本格的に外部リンク施策を実施するのは、難しい部分もあるでしょう。
しかしブログの収益を高めていきたいなら、外部リンクの獲得によるSEO効果は必要です。
少しずつでもよいので、外部リンクも意識してブログを運営しましょう。
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